手紙の基礎知識
こんにちは。調査員のともひろです。
このページでは、東京拘置所で収容者との接見禁止の場合に手紙はどうなるのかについて調査した結果を報告しています。
接見禁止だと手紙はどうなる!?
知人は面会禁止(接見禁止)になっているのですが、手紙を受け取ることもできないのですか?
手紙ぐらい良いと思うのですけど、かわいそうです!!
その接見禁止の処分の内容によります。接見禁止の処分の中に、手紙の受領も禁止されていれば、本人は手紙を受け取ることはできません。
そうなのですか。
どのみち検閲するのだから、手紙の受領を認めてくれても良いと思うのだけどなあ。
接見禁止の場合、手紙を本人が受領できるかは、接見禁止の処分の内容によるとのことだ。
接見禁止だからといって、一律に手紙の受領が認められないという訳ではない。手紙の内容は、検閲でチェックし、また、文字の削除などができるからだ。
じゃあ、接見禁止の処分で手紙の受領が禁止されている場合、手紙はどうなるのだろうか!?
接見禁止なのに手紙を送った場合は!?本人に届く?それとも、捨てられる?
接見禁止で手紙の受領も禁止されている場合、手紙はどうなりますか?
手紙は本人が受領することはできません。
まずは、東京拘置所が手紙を預かります。
そして、手紙受領禁止の処分が解かれたり、釈放された場合等に、原則、本人に手紙を渡すことになります。
わかりました。原則、最終的には本人に手紙が届くとのことで、その点は安心しました。
接見禁止で手紙の受領が禁止されている場合、本人は手紙を受け取れない。処分が解けた場合などに、手紙が本人に交付されるとのことだ。
調査結果のまとめ
接見禁止で、かつ、手紙の受領禁止とされている場合は、本人は手紙を受け取れない。処分が解けた場合等に、手紙が本人に交付される。